アーカイヴ-2:このシリーズは2007年9月~2008年10月に配信したものです。

こんにちは,大井静雄です。
海外学会のポスター発表が,初めての口頭による英語のプレゼンテーションとなる方は多いのではないでしょうか。 ここでは毎週,そんな時に役立つ「使えるワンフレーズ」と,ちょっとしたパフォーマンスのコツを紹介していきます。 よく使う言い回しから,声のトーンやポインターの使い方まで,上手なプレゼン術を身に付けて,プレゼンテーションの達人になりましょう。
バックナンバー 一覧
- No.52 「あっ,先生があの有名な脳神経外科のProfessor Di Roccoでしたか。先生の論文はよく読んでいます」
- No.51 「是非,その研究について詳しく知りたいので,メールアドレスを教えていただけませんか?」
- No.50 「私のポスター発表の時には,重要なご質問をいただきありがとうございました」
- No.49 「私は東京から来ましたが,先生はどちらからですか?」
- No.48 「ご清聴ありがとうございました」
- No.47 「簡単に申しますと,NPHは正常圧の,LOVAは高圧性の進行性水頭症です」
- No.46 「私が申し上げたいことは,NPHとLOVAは,臨床像は似ていますが,病態生理がまったく違うということです」
- No.45 「その点については,今,過去のデータを持ち合わせていないので,後ほどメールでお送りいたします」
- No.44 「こういうお答えでよろしいですか?」
- No.43 「申し訳ないですが,その意見には同意できません。その理由は・・・」
- No.42 「そのご質問は私どもの研究領域ではないので,残念ながらお答えできません」
- No.41 「きちんとお答えできませんが,この症例では,水頭症がその病因であったと推測されます」
- No.40 「すみません。ご質問の内容がよくわからないのですが」
- No.39 「質問がありましたら,いつでも手を挙げてお尋ね下さい」
- No.38 「ありがとうございました」
- No.37 「従って,この症例が世界で最初の報告例であり,今後はこの治療に関する多施設共同研究の実施が必要になると思われます」
- No.36 「NPH(正常圧水頭症)にこのような症状を合併した症例は,今回の報告例を含め,いままでに11例しか知られていません」
- No.35 「では結論です。NPH(正常圧水頭症)にパーキンソニズムがみられる水頭症の一病型があることが,本症例から明らかになりました」
- No.34 「これまでに,NPH(正常圧水頭症)症例のパーキンソニズムにシャントが有効であることを示した報告はなく,今後は多施設共同研究による検討が必要だと思われます」
- No.33 「まず,水頭症の病態生理から,NPH(正常圧水頭症)に合併するパーキンソニズムの発生機序について考察します」
- No.32 「この表から分かるように,今回の症例は,NPH(正常圧水頭症)に合併したパーキンソニズムがシャントだけで改善した最初の報告例です」
- No.31 「NPH(正常圧水頭症)に合併したパーキンソニズムは,これまでに10例報告されています」
- No.30 「以上の結果をふまえ,次の3つの点を考察します」
- No.29 「実線はNPH(正常圧水頭症)群を,点線はコントロール群を示しています」
- No.28 「横軸はNPH(正常圧水頭症)発症後の年数,縦軸はICP(頭蓋内圧),mmHgとしています」
- No.27 「括弧内は,10の6乗,すなわち100万を掛けた数値となります」
- No.26 「分母はNPH(正常圧水頭症)の全患者数,分子は非典型的な患者数を示しています」
- No.25 「表の数値は,小数点以下第3位まで示しています」
- No.24 「NPHの患者12例のうちの3例ですから,25%となり,9:3の割合になります」
- No.23 「手術後の転帰では,患者のパーキンソニズム症状の劇的な改善が認められました」
- No.22 「結果として,1. 症例の内訳,2. 臨床像,3. ICP(頭蓋内圧)測定値,4. シャント手術後の転帰について示します」
- No.21 「第3脳室開放術は,カールストルツ社の硬性内視鏡・大井ハンディプロ(R)を用いて行いました」
- No.20 「レトロスペクティブに得られたデータは,Wilcoxon検定で統計学的に解析いたしました」
- No.19 「全症例でNPH(正常圧水頭症)の三主徴が認められました。これらの症例を,プロスペクティブに,ICP(頭蓋内圧)測定を用いて検討いたしました」
- No.18 「ICP(頭蓋内圧)は,基本圧の正常範囲にあることが,はっきりと示されました」
- No.17 「MRIでは,側脳室と第3脳室に著明な脳室拡大が認められました」
- No.16 「神経学的検査から,患者には著明な錐体外路徴候が認められました」
- No.15 「NPH(正常圧水頭症)の診断基準は,ICP(頭蓋内圧)が正常域にある緩徐な進行性水頭症としました」
- No.14 「私達はABC大学病院で,この7年間に223例のNPH(正常圧水頭症)患者を治療しました」
- No.13 「ここで報告するNPHの症例は,65歳の女性です」
- No.12 「これは,パーキンソニズムに対し,シャントの設置が効果的であることを示した最初の症例報告です」
- No.11 「ここでは,パーキンソニズムの症状を合併した,極めてまれなNPH(正常圧水頭症)の一例を報告します」
- No.10 「しかし時々,非典型的な症状を合併したNPH(正常圧水頭症)を経験することがあります」
- No.9 「ご存じのように,NPH(正常圧水頭症)はよくある水頭症の一つです」
- No.8 「NPH(正常圧水頭症)という用語は,よく間違って使われています」
- No.7 「1965年,ハーキムとアダムスは,NPH(正常圧水頭症)という一つの概念を提唱しました」
- No.6 「司会の先生,ありがとうございます。それでは,水頭症の特異な一症例について報告いたします」
- No.5 「プレゼンテーションは3分で,質疑応答は2分ですね?」
- No.4 「すみません,あなたがこのポスターセッションの司会者ですか?」
- No.3 「ポスターセッションBは何時から何時までですか?それから,ポスターは何時までに外せばいいですか?」
- No.2 「東京のABC大学の神田です。ポスターセッションBで発表する者ですが,交通渋滞のため30分ほど遅れそうです」
- No.1 「すみません,ポスター発表の受付はどこですか」