

こんにちは,大井静雄です。
海外学会のポスター発表が,初めての口頭による英語のプレゼンテーションとなる方は多いのではないでしょうか。
ここでは毎週,そんな時に役立つ「使えるワンフレーズ」と,ちょっとしたパフォーマンスのコツを紹介していきます。
よく使う言い回しから,声のトーンやポインターの使い方まで,上手なプレゼン術を身に付けて,プレゼンテーションの達人になりましょう。
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今週のフレーズ
<発表時-29>
「考察」を締めくくる時,
“No data on efficacy of shunt for Parkinsonism in NPH has been reported, so a multicenter cooperative study is necessary in the future.”
「これまでに,NPH(正常圧水頭症)症例のパーキンソニズムにシャントが有効であることを示した報告はなく,今後は多施設共同研究による検討が必要だと思われます」「考察」の最後のフレーズでは,将来展望もふまえながら,声の調子を高め,強いタッチで「結論」へと移るように心がけましょう。