

こんにちは,大井静雄です。
海外学会のポスター発表が,初めての口頭による英語のプレゼンテーションとなる方は多いのではないでしょうか。
ここでは毎週,そんな時に役立つ「使えるワンフレーズ」と,ちょっとしたパフォーマンスのコツを紹介していきます。
よく使う言い回しから,声のトーンやポインターの使い方まで,上手なプレゼン術を身に付けて,プレゼンテーションの達人になりましょう。
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今週のフレーズ
<発表時-27>
「考察」で,研究から得られた新しい知見を強調する時,
“As you see in this table, our present case is the first one in which only shunt operation successfully improved Parkinsonism associated with NPH.”
「この表から分かるように,今回の症例は,NPH(正常圧水頭症)に合併したパーキンソニズムがシャントだけで改善した最初の報告例です」プレゼンテーションにおける強調のコツを身につけましょう。過去の報告例を表にまとめた上で,今回の研究のどこに新しい知見があるのかを,強い口調で語ります。