Weekly Topic

バックナンバー 一覧

  • ホクロの数は若さの証拠?

    ホクロの数は若さの証拠?

    ホクロが多いと皮膚癌になる確率が高くなるといわれているが,悪いことばかりではなさそうだ。体のすべての細胞には,染色体の末端にテロメアと呼ばれるDNAの束がある。テロメアはさまざまな臓器の老化と関連し,年とともに短…

    Aug. 10, 2007

  • 高脂肪食が薬剤費を大幅削減

    高脂肪食が薬剤費を大幅削減

    食べ物が薬に及ぼす影響を利用して,高価な抗癌剤の費用を大幅に削減できることが明らかになった。食べた物が抗癌剤の吸収を変化させたり,分解を遅らせたりすることは知られていたが,これを利用して薬剤費の削減につなげようと…

    Aug. 03, 2007

  • 授乳で関節リウマチが減少

    授乳で関節リウマチが減少

    長期間にわたり授乳を続けた女性は関節リウマチになりにくいという調査結果が発表された。女性の関節リウマチにホルモンの変動が関わっていることは以前から知られていたが,スウェーデンの調査によると,13カ月以上授乳した女…

    Jul. 27, 2007

  • 双子に生まれた女性の宿命?

    双子に生まれた女性の宿命?

    双子の兄または弟を持つ女性は,双子の姉または妹を持つ女性に比べて子供を産む可能性が25%低いことが,フィンランドのデータから明らかになった。また,そのような女性では,子供がいても平均で2人ほど少なく,結婚の可能性…

    Jul. 20, 2007

  • 脂肪肝にされたカモの復讐?

    脂肪肝にされたカモの復讐?

    高級食材フォアグラは,ガチョウやカモを強制的に太らせてできた,いうなれば脂肪肝だ。テネシー大学の研究班は,フォアグラに関節リウマチや結核などの原因物質アミロイドが含まれていることを明らかにした。フォアグラから抽出…

    Jul. 13, 2007

  • ベビーパウダーに抗癌作用

    ベビーパウダーに抗癌作用

    昔から赤ちゃんのおむつかぶれの予防などに使われてきたタルカムパウダーには,転移性肺癌の治癒を促す効果があるらしい。転移性肺癌の患者の多くは肺の表面に水分が溜まって呼吸が困難になるが,ヨーロッパでは長年,この症状を…

    Jul. 06, 2007

  • 低脂肪ダイエットが不要に?

    低脂肪ダイエットが不要に?

    どんな種類の脂肪を食べても心臓病にならない,そんな夢のような話を期待させる実験結果が発表された。実験では,コレステロールの構造を変える酵素,ACAT2を持つマウスと持たないマウスにさまざまな種類の脂肪を摂取させた…

    Jun. 29, 2007

  • 睡眠不足にご注意を

    睡眠不足にご注意を

    寝不足が身体に良くないのは言うまでもないが,睡眠と免疫機能の間にはどうやらもっと複雑な関係があるらしい。スタンフォード大学の研究班が,ショウジョウバエを使った実験でハエを細菌に感染させたところ,感染していないハエ…

    Jun. 22, 2007

  • 初の心臓のリサイクルに成功

    初の心臓のリサイクルに成功

    ある患者に一旦移植された心臓を別の患者に移植するという極めてまれな手術が,今年3月に行われていたことが明らかになった。最初に移植を受けた患者が心臓以外の合併症により脳死となったため,移植された心臓が手術から6日後…

    Jun. 15, 2007

  • 脱毛症治療の鍵が傷の治癒に

    脱毛症治療の鍵が傷の治癒に

    これまで哺乳類は毛嚢(毛根を囲む組織)を再生することができないと考えられていたが,ペンシルベニア大学の研究班は,マウスの皮膚の傷が治る過程で毛嚢が再生されることを明らかにした。傷ついた部分に幹細胞が動員されること…

    Jun. 08, 2007

  • 太極拳が免疫機能を強化

    太極拳が免疫機能を強化

    太極拳といえば,中国に古くから伝わる武術として日本でもよく知られているが,この太極拳に帯状疱疹を予防する効果があることが明らかになった。水痘にかかったことがある人のうち,5人に1人は50歳を過ぎてから帯状疱疹を起…

    Jun. 01, 2007

  • DHAがアルツハイマーを抑制

    DHAがアルツハイマーを抑制

    魚に多く含まれるDHAには,血栓予防やコレステロール低下など様々な効果があるといわれている。今回,動物実験で,このDHAがアルツハイマー病の発症を遅らせる働きも持つことが明らかになった。アルツハイマー病では2種類…

    May. 25, 2007

  • 高血圧の原因は脳にもあった

    高血圧の原因は脳にもあった

    高血圧の原因は,心臓や血管だけではなく脳にもあるらしい。英国の研究班は,脳の血管壁に高血圧の原因と思われる新しいタンパク質を発見した。このタンパク質が白血球を捕まえると,炎症が起こり,脳の血流が妨げられ,酸素が十…

    May. 18, 2007

  • 卵を使わないワクチンに期待

    卵を使わないワクチンに期待

    インフルエンザのワクチンは通常,ニワトリの卵を使って作られるが,卵の代わりに昆虫の細胞を使っても同じくらい予防効果があることがわかった。卵を使うと生産に平均6カ月もかかり,卵の質にも左右される。特に鳥インフルエン…

    May. 11, 2007

  • 心臓発作にはED治療薬が有効

    心臓発作にはED治療薬が有効

    心臓発作後の心臓へのダメージを修復するには,男性の性的不能治療薬がニトログリセリンより効果が優れていることが明らかになった。発作では心臓が酸欠状態となり,筋肉や組織に障害が起こるため,これを修復する薬が求められて…

    Apr. 27, 2007

  • 不安定な思春期には理由が

    不安定な思春期には理由が

    10代の少年・少女の気分が変動しやすいのはホルモンが関係しているとされているが,詳しい原因は知られていない。このほど,動物を使った実験で,本来ストレスに反応して心を落ち着かせるはずのホルモンが,思春期が始まるとと…

    Apr. 20, 2007

  • 肥満治療手術で神経症状

    肥満治療手術で神経症状

    米国では,肥満を解消するため胃を小さくする手術を受ける人が増えている。文献によると,このような患者では手術後に神経症状が起こりやすいことが分かった。体の動きのバランスが取れなくなったり眼の動きが異常になったりする…

    Apr. 13, 2007

  • 歯みがきが発作の引き金に

    歯みがきが発作の引き金に

    歯をみがくという日常的な動作によって,てんかんの発作が起こることがあるという。神経学の専門家が,歯みがき中に発作を起こしたことのある患者をビデオで観察したところ,顔に引きつりや痙攣が起こったり,唾液の分泌が激しく…

    Apr. 06, 2007

  • 長時間の運転に皮膚癌の危険

    長時間の運転に皮膚癌の危険

    日常生活で車を長時間運転する人は,皮膚癌になりやすいという。これは,米国のミッドウェスタン大学付属の皮膚科医院で治療を受けていた898名の皮膚癌患者の調査で明らかになったもの。運転時間が長い人ほど,頭や首,腕や手…

    Mar. 30, 2007

  • 親の飲酒癖が子供の脳に影響

    親の飲酒癖が子供の脳に影響

    米国立衛生研究所の調査で,両親が大酒飲みだと,子供の脳の発達が悪くなることが明らかになった。アルコールへの依存が脳の発達を妨げることは知られているが,この調査によると,同じアルコール依存者であっても,両親がアルコ…

    Mar. 23, 2007

使えるワンフレーズ

外国人の患者さんとナースとのやりとりを軸に展開するストーリーです。リスニング学習にうってつけです。

★No.30 今週のフレーズ

最初の診察日は来週の水曜日になります。

メディカル英単語

毎回,3つの英単語を楽しく覚えようというムービープログラムです。

★No.64 今週の英単語

流動食|経管栄養|非経口栄養

医学ニュース de 英語

海外学会+E

海外の学会で注目されたトピックを紹介しています。

米国臨床腫瘍学会より

 

スマイリーのバイリンガル
医学ニュース
 

バイリンガル・パーソナリティのスマイリーが,英語と日本語のチャンポンでお届けする楽しいポッドキャスト番組です。

No.9 米国心臓協会年次学術集会より:“老け顔”の人は心疾患にご用心?!