
バックナンバー 一覧
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人にもフェロモンがあった!
これまで,動物や昆虫はフェロモンを持っているが,人にはフェロモンはないとされてきた。フェロモンとは,他の個体の行動やホルモン分泌に影響を与える体内物質のこと。男性の汗の成分であるアンドロスタジエノンは,女性の気分…
Mar. 16, 2007
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献血が動脈硬化を予防?
若い時に血液の一部を体から取り除く治療を行うと,心臓発作や脳卒中を防げるかもしれないというユニークな研究結果が出た。血液中の鉄分が多すぎると動脈硬化が促進されると考えられ,実際,献血によって心臓の病気が少なくなっ…
Mar. 09, 2007
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子供の食欲は人の数に関係?
子供に健康な食生活を守らせるのは大変だが,一緒に食べる人の数が多い方が子供たちの食欲が旺盛になることが分かった。大人や動物でこの傾向があることは知られていたが,今回2歳半から6歳半の子供54人に3人または9人のグ…
Mar. 02, 2007
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なぜか増えていたニコチン量
嫌煙運動が盛んになって久しいが,煙草会社への批判がさらに高まりそうな分析結果が報告された。煙草1本から得られるニコチンの量が,1998年から2005年の7年間で11%も増えていたというのだ。これは,煙草製造業者が…
Feb. 23, 2007
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2カ国語生活が認知症を予防
2カ国語を使って生活している人は,1つの言語だけを使う人と比べて認知症の症状発現が4年も遅いことが明らかになった。これは,神経学者や心理学者を含むカナダの研究班による調査結果だ。これまで,身体活動や何かを学ぶこと…
Feb. 16, 2007
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娘だけのお父さん,癌に注意
息子を持たず,娘しかいないお父さんは前立腺癌になりやすいらしい。子供の性別と前立腺癌の関係を調べたこのユニークな研究では,イスラエル在住の父親約39,000人について,子供の誕生(1964~76年)から約30年間…
Feb. 09, 2007
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うつ病評価は患者の影響大
プライマリー・ケア医の診察を受ける際,最初に抗うつ薬による治療が必要かどうかを尋ねると,うつ病に関してより丁寧に診てもらえる可能性が高いことが,患者役の役者を使った研究で明らかになった。ただし,特定の抗うつ薬の製…
Feb. 02, 2007
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移植した手が動くように
全米で三番目の手の移植手術を受けた男性患者が,手術後初めて腕と指を動かすことができた。この男性は職場の事故で右手を失って以来,30年間,義手をつけて生活をしていた。移植手術は外科医34名のチームで行われた。担当医…
Jan. 26, 2007