使えるワンフレーズ Vol.3
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こんにちは,大井静雄です。

海外の学会で,発表者に質問したいけど,どう言えば…,とためらう人も多いのではないでしょうか。
ここでは毎週,そんな時に役立つ「使えるワンフレーズ」と,発表者や聴衆の心をつかむ質問のテクニックを紹介していきます。
よく使う言い回しから,研究者としての品格漂う表現法まで,うまく使いこなして,討論を盛り上げましょう!
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No. 15

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今週のフレーズ

<自分の考えを述べる-5>

“I would not think that true NPH is as common as you demonstrated.”

「私の考えでは,先生が示されたほど真性NPHは多くないと思うのですが…」

※NPH:正常圧水頭症

質問に対する発表者の答えは,できればマイクの前で聞きましょう。質疑応答で学ぶのもよし,意見を述べて討論をさらに盛り上げるのもよし。これまでの質問で発表者を納得させることができれば,このようなコメントを返すことも許されます。ただし,あくまでも丁寧な口調で話しましょう。

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大井静雄プロフィール

ローリエット・インターナショナル・ユニバーシティーズ健康科学アジア代表学長
聖トマス大学学長(兼任)
独・ハノーバー国際神経科学研究所(INI)脳神経外科教授(兼任)
 
1973年,神戸大学医学部卒業。米国・ノースウエスタン大学に留学後,東海大学脳神経外科助教授,東京慈恵会医科大学脳神経外科教授を経て現職。国内外の学会役員を務める。英語による原著論文は数多く,国際学会・海外講演も200回以上にのぼる。英語学習関連の著書に『医師のための英語論文執筆のすすめ』(メジカルビュー社),『国際学会英語表現辞典』(三輪書店),『今日から役立つ! 医師のための英会話フレーズ500 学会発表編』(メジカルビュー社,共著)などがある。

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