こんにちは。野田小枝子です。今回のシリーズでは,英語で診察や検査をするとき,あるいは薬を出すときに最低限必要な,簡単なフレーズを紹介していきます。外国人の患者さんに,「ここに仰向けになってください」,「深く息を吸って,はい止めてください」といったことを英語でスムーズに言えるように,実践的なフレーズを集めています。ぜひ,ご活用ください。
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<痛む場所を示してもらうとき>
Doctor: Put your hand where it hurts.
痛むところに手を置いてください。
Doctor: Show me where it hurts.
痛むところを見せてください。
Doctor: Put your hand where it hurts most.
一番痛いところに手を置いてください。
Doctor: Can you point to where it hurts?
痛むところを指差してください。
【解説】「痛む」はit hurts が自然な言い方です。この場合のitは漠然と痛むところを指しています。英語では人を主語にせず,「痛む場所」が主語になります。例えばmy footを主語にすれば,「足が痛みます」My foot hurts. といった文が作れます。