こんにちは,大井静雄です。
海外の学会で,発表者に質問したいけど,どう言えば…,とためらう人も多いのではないでしょうか。
ここでは毎週,そんな時に役立つ「使えるワンフレーズ」と,発表者や聴衆の心をつかむ質問のテクニックを紹介していきます。
よく使う言い回しから,研究者としての品格漂う表現法まで,うまく使いこなして,討論を盛り上げましょう!
※iPhone, iPadでは「Download」をタップすると音声が出ます。
<質問の前に自己紹介をする>
“I am Eita Kanda, ABC University, Tokyo, Japan. I am a neurosurgeon, and very much interested in hydrocephalus.”
「ABC大学の神田英太です。脳神経外科医で,水頭症に強い関心を持っています」司会者に質問を許されたら,マイクの前まで足早に,でも落ち着いて歩いて行き,自己紹介をします。"My name is …" で始めてもいいのですが,"I am …" を使えば,名前や所属,都市名をより簡潔に伝えられます。次にもう一言,関心のある領域や研究内容を伝えれば,質問の導入にさらに有効です。